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サッカー=ジーコ監督、「ブラジルは怖くない」 [ボン(ドイツ) 20日 ロイター] サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会で1次リーグ敗退の危機に立たされている日本代表のジーコ監督が、最終戦のブラジル戦に向けて、ブラジルは怖い相手ではないと語った。 始まりました。スケープゴート探しが。 [週刊新潮] 「ジーコ・ジャパン」の終焉 【1】「引き分けでいい」選手を戸惑わせたジーコ「謎の指示」 【2】A級戦犯「柳沢」で蒸し返される「梨花との夜」 【3】「中田英」が暗に批判した「俊輔の単調プレー」 【4】CM料「4000万円」宮本の「商品価値」が暴落した 【5】「テレビ放映」で起きた武蔵野「にごり水」騒動 【6】「非国民」と罵倒された日本人女性の「ある行為」 【7】次の「南アフリカ大会」は予選突破も「絶望的」 [週刊文春] ドイツW杯 こんな日本代表に誰がした! ▼大暴落! ジーコの「お値段」▼柳沢と高原はDFに転向しろ▼俊輔を外したトルシエは正しかった▼「独裁者」川淵キャプテンの進退を問う▼「日本はイケる」と煽ったテレ朝と女子アナの罪▼金子達仁「中田英寿はなぜイチローになれなかったのか 「こいつが悪かったんだ」と論じる、ということは、「こいつがいなければ結果は違った」と論じることとほぼ同じで、その根底には「自分たちはほんとうは弱くない」と言い張りたい、悲しい見栄があります。ただ、メディア自身には見栄を張らなければならない動機は「勝てると事前にいったことへの自己弁護」以外にはないわけで、それでも見栄を張るのは「見栄を張るような記事が発行部数を増やす」という読みがあるからです。言い換えれば「日本人はこの状況で虚勢を張りたいだろう」とメディアの人々は考えているわけです。 サッカーは文化です。文化とは、日本人自身です。であれば、一朝一夕に変わるわけはありません。ほんの15年前までプロリーグが存在しなかった日本のサッカーが、急に強くなるはずがないのです。日本サッカーの構成要因のほとんどが借り物であるのが現実です。戦犯を捜すということは、この事実から目をそらす以外の効果を生みません。 今の日本代表は98年の代表よりも強いと思います。そして、02年には日本は決勝トーナメントに進みました。ですが、それがなんだというのでしょうか? 今の代表がかつての代表よりも力が上なのは、日本のサッカーのレベルが上がったのではなく、「たまたま」才能を持った選手が複数出現したからで、トリニダード・トバゴにヨークのような選手が出現したからといって国のレベルが上がっているわけではないのと本質は同じです。02年は開催国の特権を金で買った結果で、本来ならばグループ3番手以下として振り分けられる国が、開催国であるが故に1番手とされただけです。日本のサッカーは、世界レベルではまだまだヨチヨチ歩きであるということを認め、その上でそれを厳しく、かつ温かく見守っていって、はじめて日本のサッカーが「徐々に」レベルアップしていくのです。 日本のフォワードがフォワードとして機能していないことは確かです。ですが、最後のところで責任を積極的に背負うことをためらう日本人の気質がこれに影響しているとしたら、仮に傑出した点取り屋が出現しても、これは突然変異にすぎず、あとが続きません。普通の国と同じように得点をフォワードに頼る限りは、最後で水をあけられます。それよりは、たとえば「ひとりで責任をとらなくていいゼロトップのサッカー」とかを独自に生み出していく方が、日本文化との連動が確保されるでしょう(可能かどうかは別問題)。日本の細かいパス回しとやらが、「責任回避の連続」であるならば、その結果を少数のフォワードに押しつけるよりも、「責任回避を続けたまま点を取るにはどうしたらいいか」を考えるべきなのかもしれないのです。すくなくとも、そのほうがフォワードにだけ日本人離れした気質を求めるよりも、より現実的とは言えてしまいます。「サッカーをやる日本人をババ抜きのジョーカーを引いて喜ぶように意識改造する」より、「ババ抜きではなくジジ抜きにして、最後の一枚を持ったものが勝ちにする」ほうが日本人には自然です。そして、国民性とからみあって自然に成長していくのが文化としてのスポーツだと思うわけです。 日本がワールドカップで負ける、ということは、日本文化が敗れた、ということです。その事実を受け止める気がないのなら、サッカーに目を向けるのをやめたほうがいいと思います。
by ka-takeuchi
| 2006-06-22 10:58
| サッカーW杯
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