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Excite エキサイト : 経済ニュース:牛肉輸入問題 米国の食肉処理工場から香港に輸出された牛肉に牛海綿状脳症(BSE)感染防止のため禁止されている骨が混入していた問題について、小泉純一郎首相は14日午前、「安全、安心確保のために、日本として、しっかりした調査をしなければいけない」と述べ、輸入再開には慎重に対応する考えを示した。官邸で記者団の質問に答えた。 これだけ世論が一方に傾いている中では、相当な親米派でも輸入には踏み切れませんわな。でも…… 視点を変えてみましょう。 国民誰もが「アメリカ産牛肉」を食べたくない、と思っているかというと……まあ、現時点では大多数が「YES」というのでしょう。 でも、同じような政策をとっているところが多いかというと、そんなことはないわけで、世界規模で見れば、かなりの人は「気にしない」か、「少しは気にするけど、それでもやすい肉がいい」とか思っているわけです。日本は少数派である、というところにポイントがあるでしょう。食の安全に対する考えの違い、と主張しているのは、なにも日本側だけではないと思います。違う観点から、アメリカさんだってそういっているでしょう。 そもそも、食べたくなければ買わなければいいわけで、アメリカ産がそれとわかるように陳列されていたり、肉屋がアメリカ産を仕入れるかどうかを自覚的に判断していれば、輸入したって、アメリカ産でもいい、という人しか買わないはずです。それが圧倒的少数であれば、別に輸入禁止にならなくたって輸入されなくなるでしょう。 ここで何が問題かといえば、「アメリカ産だとわからないで買ってしまうのが怖い」「アメリカ産であることを隠して売られるのが怖い」からだと思われますが、こうなると、アメリカの問題ではなく、日本の制度の問題であったり、日本人の民度の問題であったりします。見方を変えてみれば、日本国内の問題をアメリカに押しつけていると考えることも可能なわけで、こうなると、「アメリカの不満ももっともだ」ということになりかねません。 食の安全は重要な問題ですが、安全は待っていれば与えられるものではなく、自分で勝ち取るものでもある、ということは、耐震強度偽装問題でも指摘する人がいました。「確認しようとしたけどできなかった」人と、「確認する気がなかった」人をきっちり峻別するかぎり、一理あるのではないでしょうか。 食についても同じでしょう。自分で「アメリカ産を買わない努力をする」のではなく、「アメリカ産が陳列されていない状況を作ってもらう」という姿勢は、安全に対する意識という点からは、それなりに評価が微妙であるような気もします。ことによると、この問題で日本人は自らの未成熟さを声高に宣伝しているのかもしれません。もちろん、ひとつの見方ですが……。
by ka-takeuchi
| 2006-03-14 22:24
| 経済
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