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日本、韓国に敗れる 結局またアテネと同じことを繰り返したんですね、日本プロ野球は。 まだ最終的に確定したわけではないにせよ、アテネと今回で、米大陸外最強でも、アジア最強でもないことが結果で示されてしまったわけです。アテネではオーストラリアと2回やって2回負け。今回は、韓国と2回やって2回負け。そりゃ、野球は1試合の結果ではどちらが強いか決めるのが難しい競技です。ただ、大会前、1次リーグを控えて、「アジア最強を証明して2次リーグへ」と言っていた以上、勝てなければ「最強ではない」ということの証明になってしまいます。まして、2回続けて負けた、となると、「相手より弱かった」といちおうの結論を出しても許されるのではないでしょうか。レベルが低くても客が楽しめればいい、というなら別ですが、この場合は本当に「鎖国」するべきで(「鎖国」しても延命治療にしかならないでしょうが)、そうでなければ、そろそろ日本のプロ野球は、「挑戦者」の立場で強化を考えていくべき時期にきていると思います。「勝手にレベルが上がっていく」のを待つのではなく「レベルを上げるにはどうするか」を真剣に考える必要があるでしょう。 もちろん、過程にはいろいろあったでしょう。しかし、「優勝するつもりで行く」と言っていた以上、優勝はできなくても、準決勝には残って欲しいわけで、それに近づくこともできなかったとすれば、批判は甘んじて受けなければならないでしょうし、批判しなければなりません。アテネの時に一番歯がゆかったのはここです。アメリカも韓国もいないなかで決勝にも進めなかったチームに、あまりにも世論は甘すぎました。あれでなぜ「よく頑張った」という評価になるのか、わたしにはまったく理解できなかったものです。プロを集めていったはずですが、彼らは本当にプロだったのでしょうか。 いったいプロとは何か。当たり前の回答から、少し視点をずらして考えてみましょう。 プレーとひきかえに金を取るのがプロ選手です。では、その金はなんの代価か? 契約更改、という制度が混乱を招くのですが、おおもとに帰ってみると、新入団の時に契約金と年俸が決まります。年俸というのは「昨期の働きに応じた報酬」ではなく、「次のシーズンへの期待の金銭的表現」なのです。活躍のご褒美のようにみえる年俸も、単に、あるシーズンの結果をもとに次のシーズンへの期待度が決まるだけのことなのです。 とすれば、プロと呼べるのは、取った金に見合う働きをしている選手であり、言ったことをやる人たちです。 本来、プロだからといって勝つ必要はありません(勝つにこしたこともありませんが)。勝てなくても客を楽しませることを約束し、それを実行した選手はプロ中のプロです。サッカーなら、20チーム中16位で大きく負け越していても、「この戦力で降格3チームにはいるのを避けてくれ」とGMに言われていたならば、このチームの監督は充分に仕事を果たしたプロです。「この戦力でチャンピオンズリーグ出場権をとってくれ」といわれて請け負い、UEFAカップの出場権しかとれなかった監督よりもプロとしての評価は高くあるべきなのです。言ったことはやるのがプロなのです。 アテネや今回の日本チームがプロとよぶにふさわしい集団だったか、わたし個人は微妙だと思います。
by ka-takeuchi
| 2006-03-16 23:31
| スポーツ
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