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<角田参院副議長>会見し辞任表明 政治資金不記載問題で 角田義一参院副議長は26日、国会内で会見し、01年参院選時の政治資金不記載問題の責任をとり副議長職の辞任を表明した。会見に先立ち扇千景参院議長に辞職願を提出した。角田氏は民主党の会派を離脱中だが、同党にとっては「政治とカネ」問題が焦点となる通常国会冒頭で大きな痛手を被る形となった。 これで民主党は「追求の体制が整った」と胸をなで下ろしているのでしょうか。ですが、それは「政治とカネの問題」を政争に使うだけの時間の無駄遣いですね。問題は提示されました。どれだけこれを次の選挙につなげるか、それは国民の問題です。国会に気にしてもらう必要はありません。それよりももっと自分達の仕事をしっかりやってください。 国民の問題、といま書きました。国会議員のレベルというのは、国民にとっての鏡です。国会議員のレベルが低いということは、日本人のレベルが低いということです。政治とカネの問題が何度わき起こっても、やっぱりそういう問題を抱える国会議員を選んでしまうのは、国民自身ですから。決して国会議員のていたらくと自分自身を切り離して考えることはできないのです。 どれだけの有権者がこの問題を真剣に考えているでしょう? 「けしからん!」と言い続けることが真剣に考えることだと思ったら大間違いです。なぜこの問題が消えないかといえば、政治にカネがかかるのが現実だからでしょう。真剣に考えるとは、なぜカネがかかるか、を自覚的に考えることから始まります。そうすると、カネをかければ票が伸びる、という現実が浮き出てくるはずです。票を入れるのは有権者ですから、有権者がカネを使わせていると言うことになります。 もちろん、全ての「カネを使う活動」が悪いと言っているわけではありません。有効な使い方もあれば、下卑た使い方もあるでしょう。ただ、闇雲にたまたまドジを踏んでしまった議員を突き上げるより、いったい議員がどれだけのカネを使って何をしており、そのうちのどれだけが評価できる使い方で、どれだけが「ふざけるな」なのかを徹底的に知ることが重要です。それを知らずに批判の声を上げても、隠し方が巧妙になるだけです。必要なカネは、おおっぴらに使えるようにしてあげた方が、むしろそれ以外を遮断する効果を生むのではないでしょうか。 また、必要なカネはなにかをしることで、「カネをかけない選挙」を標榜している候補者が「実は怪しいかもしれない」と疑ってみることもできます(特定の方を念頭に置いているわけではありません)。 目の前の問題にとらわれる前に、その根っこを見る習慣を有権者がつけないと、いつまでたっても「政治とカネ」が国会の議論の大半を占めてしまうことになりかねません。
by ka-takeuchi
| 2007-01-27 02:00
| 政治
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