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<ラグビーW杯>日本、ウェールズに敗れ1次リーグ敗退 【カーディフ(英国)井沢真】ラグビーのワールドカップ(W杯)フランス大会第11日の20日、1次リーグB組の日本は、当地のミレニアム・スタジアムで地元ウェールズと対戦し、11トライを奪われて18―72で敗れた。日本は3連敗、勝ち点は1のままで6大会連続の1次リーグ敗退が決まった。各組上位3チームに与えられる次回W杯の出場権も逃した。ウェールズは2勝1敗とし、勝ち点4に4トライ以上で得られるボーナス点1も加えて通算勝ち点を10に伸ばした。 正直なところ、純粋に水準の高いラグビーの観戦を楽しみたい自分にとって、ワールドカップの一次リーグというのは玉石混淆に過ぎ、有力チームの調整度合いを確認する以上の意味合いを持ちません。「日本いけるぞ」とか、「○○に死角!」とかいった手前味噌の報道は雑音でしかないのです。まあ、その意味では、サッカーのワールドカップよりも格段に静かなラグビーはまだまし、というところでしょうが、報道にもほとんど振り向いてもらえないような環境しか持たない日本ラグビー、ワールドカップを自国で、ということをまだ考えているのでしょうか。多くの人々が自分たちのラグビーに誇りを持っている国の人々に対する、侮辱だと思うんです。 この試合についていえば、引用した記事に限らず、「序盤は健闘」という部分が必ずあります。しかし、ラグビーは80分闘ってなんぼの競技です。結果がすべてだ、ということだけでなく、「序盤」をどう位置づけるか、ということを考えなければならないでしょう。80分の中の最初の20分であれば、そのあとの60分をどう闘うかの材料を集めている段階なわけで、ウェールズからすれば、「日本がどう闘ってくるか」を見ている状態だということです。選手やコーチには「最初に相手の腰を引かせ、後はその勢いで」というもくろみがあるかもしれませんし、それを認めないわけではありません。ですが、見ている側はそれを斟酌すべきではないのです。見ている側は、それを踏まえた上で、「最初に勢いを引き寄せようとしたが、結局それは相手の掌の上からでるものではなかった」という評価をすべきなんです。それをマスターベーションのような報道しかしないのであれば、見る側の目の厳しさはいつまでたっても育ちません。そして、いつまでたっても「自分たちのプレーをする」とバカのひとつ覚えのようなことばかりいっている状況が改善されないわけです。 さて、大会全体からすれば、日本がどうしたかは些細な問題です。スコットランドとイタリアのC組の2位争い、アルゼンチン、アイルランド、フランスのD組の三つどもえが、一次リーグの残された関心の焦点でしょう。イタリアとスコットランドの直接対決、ここまでラクをしたアイルランドが残りのフランス、アルゼンチン戦をどうこなすか。ちょっと目は離せません。 ただ、こういった興味の焦点すら、南半球3ヶ国の存在感の前にはかすんでしまいますね。イタリア戦を含めて得失プラス157、得失トライがプラス24のニュージーランドが群を抜いているのはもちろんですが、ウェールズ戦を終わってそれぞれプラス100、プラス15のオーストラリア、イングランド戦を終わってプラス88,プラス10の南アフリカの存在感は圧倒的です。このほかに目立つ数字といえば、スコットランドのプラス88、プラス13ですが、ここは相手がルーマニアとポルトガルで、ニュージーランド、イタリア戦を残した数字です。ここからは、この数字が悪化する道しかありません(ある意味、日本の3戦終わってマイナス146,マイナス23も圧倒的ですが。得失点がマイナス3桁なのは日本と初出場のポルトガルだけです)。この3ヶ国から優勝がでないとすれば、何かが間違っている気がしますね。
by ka-takeuchi
| 2007-09-21 11:58
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